たしなみ男子ときらめき女子のための理容・美容お役立ちコラムサイト

理容師と美容師の資格って違うの?

Date: 2017年2月10日

床屋と美容室、どちらも髪の毛の手入れをする場所であることには変わりませんが、両者にはどんな違いがあるのでしょうか?何となく「床屋=男性向け」、「美容室=女性向け」といったイメージが一般に定着していますが、実は両者には法律的に決定的な違いがあります。

美容師の資格でできるサービスはどこまで?

床屋と美容室は、前者は理容師法によって、後者は美容師法によって業務範囲が定められています。つまり床屋にいる理容師と美容室にいる美容師では異なる免許を持っている、ということです。なぜ免許が分かれているかというと、実は「理容」と「美容」ではその目的が違うのです。美容師法によれば、美容とは「パーマネントやウェーブ、結髪、化粧等の方法により容姿を美しくすること」と定義付けられています。つまり美容室では単に髪を整えるだけでなく、「美しさ」を追求したサービス、例えばヘアメイクや着付けといったサービスも提供されています。

理容師(床屋)の資格でできるサービスはどこまで?

一方、理容師法には理容の目的は「頭髪の刈込、顔そり等の方法により容姿を整えること」と定められています。つまり理容室はオシャレを追求する場ではなく、身だしなみを大事にする場だと解釈することができるでしょう。そして理容師と美容師の違いとして最も強調されるのは前述の理容師法の一節にある「顔そり」です。実はカミソリを使って顔そりをするのは理容師でなければできないことなのです。そのため理容師の試験に合格するにはシェービングの技術が必要であり、理容学校では主に男性向けの顔そりや刈上げの実習が行われています。カミソリを顔にあてることができるか否か、という点も理容師と美容師を区別する大きなポイントになっています。

こうやって床屋と美容院を使い分けよう!

しかし実際には最近は「化粧に付随する軽い顔そり」は美容師でもやることができ、床屋との垣根が曖昧になりつつあります。カットの技術も「美容室だから」「床屋だから」と区別するのは難しく、どちらに通えばいいのか?と頭を悩ませてしまう人もいるでしょう。その判断を下すためには、両者の定義や業務内容の違いから考えてみてもいいかもしれません。理容師法、美容師法のそれぞれの定義によれば、理容=容姿を「整えること」、美容=容姿を「美しくすること」です。ただ伸びてきた髪をサッパリ切りたい!という目的なら、床屋で十分目的は果たせます。単に髪を切るだけでなく、パーマなどをあてて今風の髪型にこだわりたい!と思えば美容室の方がより目的を達成しやすいでしょう。どんな髪型にしたいか?という自分の希望を追求していけば、使い分けがしやすくなるのではないでしょうか。